施主の理想やイメージを形に。家族の時間がもっと楽しくなる「建築家住宅」

「建築家と建てる家を、身近に、手軽に」をコンセプトとして掲げている『R+House』。快適性・省エネ性・耐久性を追求し、コストの無駄を省くことで住む人それぞれに合った住まいを手の届く価格で提供している。「アトリエ建築家」と呼ばれる設計士と、土地を熟知した地元工務店が提携して作る「建築家住宅」は理想の住まいを実現するだけでなく、快適な暮らしをも作りだす。

はじまりは情報収集のために参加した勉強会

茅ヶ崎市内にお住まいのSさん家族。以前はマンション住まいだったものの、お子さんが成長するにつれ手狭になってきたことから家づくりを考え始めた。まずは情報収集、とご主人が参加した「家づくり学校」で、講師として登壇していたのが松尾建設の青木さん。豊富な知識と分かりやすい説明、そして明るく親しみやすい人柄に魅せられたという。
「あれこれ相談していくうちに『青木さんにお任せして、R+houseで建てよう』と心が決まりました。その時には自分の中で決定事項になっていたので、他の工務店さんと比較・検討したりはしませんでした」とSさんは話す。条件に合う土地探しも依頼し、見学・打ち合わせ毎に新居のイメージを共有していった。R+Houseでは施主のイメージや要望を大切に、アトリエ建築家を紹介している。打ち合わせの内容から、青木さんがSさん家族に合うと考えた建築家を依頼した結果、見事にマッチし本格的に設計が始まった。Sさん家族の要望は味わいや趣があること、どこにいても家族の気配が感じられるようにしたいといったラフなイメージだったが、提案されたプランは、そんなイメージを具体的に落とし込み、ご主人・奥さまの2人に「大満足！」と言わしめるものだった。

懐かしくて新しい。世界にひとつだけの住まいに感激

「新築です！と主張するような家があまり好みではなくて、少しすすけたような味わいのある家をお願いしました」と話すのは奥さま。特に床にはこだわり、あえて新しいものではなく、使い込んだ風合いがあるものを探して選び抜いたと笑う。1枚1枚違った表情を持つ板を敷き詰めたリビングには、新居特有の静謐さではなく、どこかほっとするような温もりが生まれている。床と合わせて雰囲気作りに一役買っている天井は合板。通常、天井はクロスで仕上げることが多いが、イメージに合わせてベニヤ板の質感を生かしたものにしようと設計時から話していたという。そんなリビングにはキッチンを続けて作り、料理中でも家族の様子が分かるようになっている。
「1階と2階にいても、お互いに気配を感じられるように設計してもらいました。以前のマンションがそんな間取りで気に入っていたので、新居にも引き継げて嬉しいです」と奥さま。それぞれの部屋も家族にちょうどいい広さを提案してもらった、とご主人と顔を見合わせて話す。「3.75畳の部屋を提案されたときは狭すぎるんじゃないかと正直びっくりしましたけど、実際に暮らしてみると『これで良かったね』と。今更ながら納得しています」と建築家の見通しにも感激の様子。家づくりを終始楽しそうに振り返る姿が満足度の高さを物語っていた。