ポカスカジャン省吾 大好きな釣りと自然が楽しめる湘南で過ごすメリハリのある時間

お笑いトリオ、役者、ラジオDJと様々な顔を持つポカスカジャンの省吾さん。彼が語る芸能界入りの意外なきっかけと湘南でのあたたかい生活

社長のナンパで ASAKUSAN DREAMが叶ったミラクル
楽器を使った音ネタ専門のお笑 いトリオ「ポカスカジャン」。様々な ジャンルの曲目を元にした数々の ネタは、常に私たちを笑わせてく れる。平成 26 年度には国立演芸場 花形演芸大賞で、大賞を受賞した 実力派でありながら、お笑いとし てはじめてフジロックに参加するな ど活動の幅は広い。このトリオで ボーカル・ギターをつとめるのが、 省吾さんだ。ポカスカジャンの所属 するWAHAHA本舗に入ったきっ かけは、なんと「社長のナンパ」だっ たという。「出身は長崎県の佐世保市なん ですが、東京に出てきた当時はい ろいろなアルバイトをしていたんで す。何でもいいから人前に出る仕 事がしたいと思っていた矢先に偶 然、浅草花やしきでエンターテイメ ント部が発足したという記事を雑 誌で見つけて、すぐ応募しました。 実際はぬいぐるみの中に入って踊 るという仕事だったんですけどね (笑)。仕事を続ける中、花やしきで 開催されたWAHAHA本舗のイ ベントに、僕もお手伝いで参加した んです。そこで社長とポカスカジャ ン座長の大久保と意気投合して、仕事帰りに飲みに行ったんですよ。で、次の日に社長から『君、コミッ クバンドやってみない?』と連絡が ありました。」
当初はまたイベントをやるんだ と思って、軽くOKしたという省吾 さん。「いつになったら事務所に来 るんだ?!」という社長の一言でよ うやく事の流れを理解したそう。 「いつの間にか『 ASAKUSAN DREAM 』が叶ったみたいな感じで したよ。でも考えてみれば、何とな くバンドをやっていてもフジロック には絶対出られなかったでしょう し、結果、回り道していいところに いるなと感じますね。」

湘南でのメリハリの きいた充実生活

2010年に引っ越してきてか ら、ずっと湘南住まいだという省 吾さん。「それまではずっと東京都 内に 30 年くらい住んでいたんです が、自然が大好きな僕は海や山、 星が見えない生活に少し疲れてい たんです。当時、たまたま藤沢近辺 で物件を探す機会があったんです が、ぴんとこなくて『ここまで来た んなら江ノ島って聞いたことある し、海があるし行ってみよう』と軽 い気持ちで江の島に来た結果、物 件を見て一発でやられました。」
偶然が重なって湘南に住むこと になった省吾さんだが、実際に湘 南に住んで、ご自身の生活や気持 ちにも良い変化があったという。「生活にメリハリがつきました。 湘南はスローライフとか言われて のんびりしているようだけど、僕は 東京で生活していた頃の方が嫌な 意味でのんびりしていました。お酒 が残ったまま昼前に起きて、車や電 車でちょっと行ったらすぐ仕事。終 わってまた飲んで酔っ払って帰って きて … の繰り返しだし、昼も夜も 明るいし。湘南に来てからは、早起 きしないともったいないなと思うん ですよ。夜と朝がはっきりしている から、自分の中の時計がちゃんと 機能している感じがします。」と省 吾さんは穏やかに笑う。また、落と した財布を拾ってもらったことがご 縁で、地域の方との交流が始まり、 お祭りに参加したり、一緒にお酒を 飲んだりとプライベートも充実し ている。さらにコミュニティラジオ の「レディオ湘南」では、毎週土曜 日の 24 時から「深夜の正午(省吾)」 を担当するなど、湘南との関わり はますます深いものに。
「小さい頃から大好きな釣りを楽 しめる環境もすごく良いです。僕が アンバサダーをやらせていただいて いるロッドメーカー、アピアのロッ ドを使う事が多いですね。江ノ島 や早川に行くことが多いですが、千 葉の方にも行ったりしますし、日本 全国に釣り仲間がいるので、あちこ ちで楽しんでいます。」湘南でのメ リハリのある生活が、きっと省吾さんの元気の源なのだろう。

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プロフィール

ポカスカジャン省吾(中山 省吾)
長崎県佐世保市出身。楽器を使った音ネタ専門のお笑いトリオ、ポカスカジャンのボーカル・ギター。
WAHAHA本舗所属。役者としても活動しており2008年に劇団HOBOを旗揚げ。
出演した映画『かぞくのくに』は2012年米アカデミー賞「外国語映画賞」日本代表に選出。

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