AYAKO ONO ハッピーなチアを通して たくさんの人の心を応援したい

社会人になってからチアリーディングを始めた遅咲きのチアリーダー。 名門NFLで活躍した小野綾子さんが語るその経歴とこれからの展開。

異色の日本人 NFLチアリーダー誕生
すらっとした体つきの笑顔が素敵な女性。それでいて身近にいそうな親しみやすさをもちあわせている彼女は小野綾子さん。2013年から今年の春までアメリカの名門NFLでチアリーダーとして活躍した。NFLチアリーダーは、アメリカでは社会的な信用も高く、「女性のお手本」とまで言われる存在だ。「チアリーダーの最高峰」と呼ばれるNFLのチアリーダーに憧れる女性は多く、毎年のトライアウトは何百人と受験するという。そんな厳しい世界に単身で飛び込み、多くの人を魅了してきた小野さんだが、チアリーディングは意外なスタートだった。「小さい頃からバレエをやっていて、踊ることが好きだったんです。エンターテイメントも好きだったので、いつかアメリカで踊り たいとずっと思っていたんですが、そのままになってしまって。学校を卒業した後、一度は一般企業に就職しましたが、『やっぱり夢を追いたい』という気持ちが捨てられなかったんです。」
そんな折、偶然目にしたNFLの試合が小野さんの人生を大きく変えた。「NFLのチアリーダーとパフォーマンスを見て、すごく素敵!アメリカでチアリーダーをやろう!って思ったんです。」NFLという大きな目標に異色の日本人 NFLチアリーダー誕生向かって、まずは日本で経験を積もうと決心した小野さんだが、チアリーディングの経験は全くなく、遅咲きのスタートだったそう。それでもバレエの経験と、懸命な努力でアメリカンフットボールのXリーグ所属チームのオーディションに合格。アメフトだけにとど まらず、バスケットボールのリーグでもチアリーダーを務めるなど、着実に実力と経験を積んでいった。そしてついに、念願のNFLにチャレンジし夢を掴んだ。

充実したフロリダ生活と、 湘南からのリスタート
NFL合格後、単身渡米した小野さん。最初は生活の基盤を築くのに苦労したそう。「アメリカは車社会なので車を探して購入するとか、家を探すとか、銀行口座を開設した りとか、全部自分一人でなんとかしないといけないのは大変でした。」活動も週2回のチーム練習に加え、イベントやトレーニングと多忙な日々で、特にシーズンが始まると練習と試合の毎日で1年があっと言う間に過ぎたそう。けれどそうした苦労やハードな毎日も乗り越えて、アメリカ・フロリダでの5年間充実したフロリダ生活と、 湘南からのリスタートはとても楽しかったと小野さんは笑う。「フロリダは気候がよくて、海が近かったので、お休みの日は海でのレジャーも楽しんでいました。私、生まれも育ちも辻堂で、海があるのが当たり前の生活を送ってきたので、オープンスペースがなくて乾燥したところはあまり得意ではないんです。なので最初から『行くならフロリダがいい!』と思っていました。」フロリダの気候や雰囲気は、湘南と似たところがあるという小野さん。5年もの長い間、最前線で活躍した小野さんを支えるのに、地元・辻堂に似たロケーションも一役買ったことだろう。
現在は日本に戻り、トレーニングで学んだジャイロキネシスのインストラクターとして活動を展開している。ジャイロキネシスはダンサーのボディメンテナンスを目的につくられたエクササイズで、日本でも女性を中心に人気が高まっている。今後はジャイロキネシスとチアリーディングの動きをミックスさせたスタジオを展開予定だそう。「辻堂はビーチタウンの雰囲気が昔から変わらずあって、気候もいい。皆穏やかで優しい人ばかりなので、ずっと住みたいです!湘南を拠点にして活動の幅を広げて いきたいと思っています。」新たな目標に向かって走り出した小野さんに、湘南の街も人もエールを送っている。

Photo Galley

プロフィール

小野 綾子 AYKO ONO
NFLスタイル・チアリーダー・ワークアウト「チアボディ」クリエイター。
夢を叶えNFLチアリーダーとしてフロリダで活動。
2018年の春より地元湘南に戻り 「チアボディ」のクラスを開催。
連絡先:moreiamcheer@gmail.com

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