木の家具があるくらし #8   アイランドカウンターのある暮らし

セパレートキッチン(2列になったシンクとコンロが分離されたキッチン)と同じくらいにご相談を頂く家具にキッチンカウンターがあります。キッチンカウンターと言っても一般的な食器棚とはまた違って、間仕切りのようなアイランド型、もしくはペニンシュラ型(片面だけが壁に接している通称半島タイプというもの)のカウンターの相談が多いのです。オーダーキッチンでは、ペニンシュラ型やアイランド型やセパレート型など少し変わったレイアウトも多いですが、システムキッチンとなる場合は、キッチンの対面カウンターをつける形にならない限りは、壁に向かってキッチンが設置されるレイアウトが多いと思います。壁に向かってキッチンがあることで、給排水がしやすかったり、レンジフードの排気経路を短くできたりと構造上のメリットもありますが、窓を設けることで外の景色を眺めながら、外気を取り入れながらお料理ができる心地よさ、というものがあります。ただ、壁に向かって調理をするため、ダイニングに向かう際にワンクッションあったらいいのにな、というお声を頂くことが多いのです。具体的には、テーブルに配膳するために盛り付けたり、またはキッチンのワークトップだけだと足りない調理スペースを補う役割を果たしたり。また、アイランドカウンターの下を食器棚にすることで、家族みんなが使いやすい動線になったり。そういう作業のしやすさや収納のしやすさでカウンターを考えるかたも多いのですが、一番、理にかなった言葉を頂いたのは、「この家具があることでキッチンとダイニングというスペースが気持ち的に切り替えられるのです。」ということでした。「カウンターがつくまでは、なんとなくキッチンからリビングまでが間延びしたように感じてしまうことがあったのですが、このカウンターのおかげで、キッチンがより私の空間に感じられるようになったのです。」と。それは面白いなあ。キッチンが一番長くいる場所だから、と皆さんからよく聞きますが、こういう形で、気持ちがリラックスできる場所になるなんてすばらしいことです。機能的な良さが優れていることのメリットは大きいと思いますが、やはり気持ちよいという感覚を持ち続けられる暮らしって素敵です。家具を作るということは、その人の好みの形を提供するというだけではなく、そういう暮らしの心地よさを提供していくことができるということが魅力なのではないかと思っているのです。

SHOP INFORMATION

フリーハンドイマイ
高座郡寒川町倉見962-3
TEL:0467-75-8719
営業時間:9:00~19:00
定休日:第1、3土曜・日曜・祝日

https://www.freehandimai.com

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