設計力×職人力ですべてのお客様に愛着の持てる家を
長年培ってきた家づくりの知識と経験をリフォームにも
創業以来50年、湘南エリアを中心に地域に根ざした家づくりを続けている『加賀妻工務店』。新築はもちろん、リフォーム・アフターメンテナンスにも力を入れ、設計から建築まで全て自社で一貫して行っている。施主の考え、設計と大工の考え、それぞれを結びつけながら目指すのは、環境にも住まい手にも「いい家」であること。熟練の技術と高い志を持つ自社大工を擁するからこそ生まれる家の数々は、機能性・デザイン性ともに優れており、多くの施主から支持を受けているのも納得と言える。こうした姿勢やノウハウは近年人気のリフォームにも余すことなく展開されている。リフォームは新築よりも工事規模が小さいためハードルが低いように感じるが、施主の希望を正確に聞き取って整理・提案する力、既存の建物の状態や必要な補修を把握し、プランを実現化する知識と経験など業者側に要求されることは多く、腕の見せ所となる。同社の実績からはその力量と自信が垣間見えるようだ。
「ここ、住めるのかな?」と不安になった物件も現代風に見事リフォーム ダークカラーをポイントにしたモダンな雰囲気のKさん宅。現在の姿からは想像もつかないが、当初は外観も内装も古ぼけていて、天井の高さをはじめ現在の生活スタイルに合わない箇所が多く、白アリ被害もあったというからまさに三重苦の状態だった。まずは家の補修からはじめ、間取りを全て変更することで新しく生まれ変わった。大きく取られた窓からはあたたかな光が差し込み、風通しも抜群。水色のクロスが爽やかさを添えるリビングは開放的で、団らんの中心となっている。また構造上、デッドスペースとなってしまう場所もペットの「家」にしたり、収納や折り畳みテーブルをつくったりと有効活用しているところも見逃せない。有効活用と言えば、Kさん一家お気に入りのデッキも実は残材を組み合わせてつくられている。「『廃棄するはずものも使えば宝』という加賀妻工務店の会長さんの言葉と、この家はまさにリンクしていると思います」と話すKさん家族には充足感と家への愛情があふれていた。