日本限定170台！希少モデルの「タバコフェード」で茅ヶ崎ツーリング

ハーレーダビッドソンを中心としたバイクカスタムを手掛ける小田原市の『NO　Motorcycles』。修理やカスタムの相談・性能アップと幅広く対応し、界隈では名を知られる存在だ。特にオーナーの沼田さんによるカスタムには定評があり、長年通う常連客も多い。

今回のツーリング計画を伝えたところ、常連客のＫさんから「ぜひ一緒に」と参加の申し出が。初となる３人でのツーリング先に選んだのは茅ヶ崎市。小田原の街を抜け、西湘バイパスから国道１３４号線をひた走る。当日はよく晴れていて、走っていても汗ばむほど。真横に広がる海ではサーフィンや海岸での日光浴を楽しむ人の姿が見え、夏に向けて少しずつ活気が出てきたのを感じる。

40分ほど走るうちに着いたのは目的地である『なんどき牧場』。茅ヶ崎市民にはおなじみのレストランで、「茅ヶ崎メンチ」はメディアで何度も取り上げられるほどの逸品。メンチやフライのセットランチを頼み、全員でいただく。サクサクに揚がったメンチは肉汁たっぷりでボリューミー。下味がしっかりついていてご飯も進む。沼田さんもＫさんも大満足の様子で「美味しい！」と繰り返し、自然と笑顔に。走りも食事も大満足のツーリングとなった。

今回沼田さんが選んだ車両は、ハーレーダビッドソンのFXLRST。「タバコフェード」と呼ばれるカラーで日本限定１７０台の希少なモデルだ。沼田さんはこれにも贅沢にカスタムを施した。「ハンドル・シートを乗りやすいポジションにしています。マフラーも変えて、同時にインジェクションチューニングも。性能面でも本来のポテンシャルを発揮できます」と満足気だ。

同行してくれたＫさんの車両にも沼田さんによるカスタムが加えられている。カスタムはオールドスクールを意識しながらも、エンジンと性能にも注目。「パワーアップのためのチューニングをしているので、走り・性能は超一流です」と笑う。Ｋさんは「さらにカスタムします！」とまだまだ構想がありそうな様子。次回のカスタムもきっと驚くようなアイデアを披露してくれるに違いない。