湘南の絶景を最大限に取り入れた、こだわりの住まい。
江ノ島と富士山が一望できる高台に生まれた一軒の家。オーナーの要望を全て実現するべく、旭化成ホームズが作り上げたのは、家から見える全ての景色が絶景となるオンリーワンの家だった。
ロケーションを活かした、 海しか見えない絶景空間
湘南の海岸線を走る国道134号線。海をすぐ近くに感じることができ、海好きでなくても目の前に広がる七里ヶ浜や江ノ島の景色に心動かされることだろう。この国道134号線沿いに一軒の家が建てられた。家を建てるにあたり、オーナーが何よりも望んだことは、「海と空しか見えないような空間であること」だった。簡単そうに思えるものの、家の向きや窓の配置、間取りを考えると一筋縄ではいかない要望であったが、依頼を受けた旭化成ホームズは見事に要望に応え、絶景を楽しめる快適な空間を作り上げた。
「海岸沿いのロケーションを活かした設計であることはもちろん、絶景を家の中にどうやって取り入れていくかを一番に考えました。」と設計担当の矢島氏は語る。海を眺望するだけに留まらず、潮風を感じたり、波の音が聞こえたりするくらいに五感で海を堪能できる場所であったため、家の空間をどのように作っていくかがポイントだったと言う。
オーナーの要望と旭化成ホームズの提案が調和して生まれた大開口窓と吹き抜けの空間は、この家の特徴であり、リゾートホテルのような優雅さと快適さを作り出した。
大開口窓と吹き抜けが 特徴の開放的な住宅は、 快適さも抜群
海側に面した窓は、大開口窓となっており、柔らかく射す日の光が心地いい。大きな窓から見える景色に遮るものはなく、開放感に溢れている。窓を開ければ、海からの風が部屋を通り抜けていき、潮の香りで海を感じられる。窓から外のデッキに出て、誰にも何にも邪魔されず海や空を眺められるのは、まさに贅沢。湘南の春夏秋冬の海を様々な方法で楽しめるのは、やはり大開口窓の力が大きいだろう。開放感をプラスしているのが、もう一つの特徴である「吹き抜け」。高い天井は圧迫感をなくすとともに、お洒落なリゾートホテルのような雰囲気を部屋に持たせている。大開口窓と吹き抜けによって作られた縦と横それぞれの開放感は、居心地のよさにつながり、オーナーの「リゾート感を残しつつ生活がしやすい利便性の高い家」というさらなる希望を充分に叶えるものとなった。
吹き抜けと言えばお洒落である反面、天井が高いために空気が暖まりにくく冬は寒いという難点があるが、その点はどうなのだろう。「確かに吹き抜けがある家は寒いと聞いていましたが、そんなことはなく、全く寒くないです。窓の向きもありますが、旭化成ホームズさんのつくる住宅は高気密なので、冬も暖かく快適に過ごせています。」とオーナーは言う。
旭化成ホームズでは、夏は涼しく冬は暖かい家をつくるため、創業以来 45 年間ずっと、重量鉄骨と軽量気泡コンクリート(ALCコンクリート)を使用している。ALCコンクリートは断熱性や調湿性に優れているため、外壁や屋根をはじめとして家全体で使用されている建材だが、建築後 30 年間メンテナンス不要で、 30 年目で集中メンテナンスをすれば60 年は耐久性を保てるとのこと。
気に入ったところに長く住むことができるという安心感は、オーナーにはかけがえのないものであるはずだ。
オーナーと旭化成ホームズ の互いへの信頼感が 功を奏した
望み通りの家を手に入れたオーナーは、旭化成ホームズについてこう語る。「営業の川本さんや、設計の矢島さんと密なコミュニケーションが取れたおかげで要望どおりの家が建てられたと思います。2 人をはじめとして旭化成ホームズさんは、僕の考えや僕自身をとても理解してくれていた気がしますね。設計について意見を出すと、真剣に聞いてもらえましたし、長年の経験や知識から僕の意見について否定されることもありました。ただ、否定は『拒否』ではなく、プロの意見を『ご教授』していただくようなもので、譲らないところは譲らないそのこだわりが好感を持てました。」こだわりを詰め込んだ家は、オーナーだけでなく、家づくりに携わった人たちにとっても特別な思い入れがあるに違いない。
「 60 年も耐久性がある家というのはすごいですよね、 60年経ったら 97歳になっちゃうなあ。」と笑いながら話すオーナーはどこか嬉しそうで、満足感と、これからもずっとここに
住み続けたいという確かな気持ちが感じられた。
旭化成ホームズ 営業担当:川本氏より
今回手掛けたご住宅は、湘南の縁が繋いだプ ロジェクトと言えると思います。全ては土地の売 主であるへーベルハウス提携の不動産業者・株 式会社イーケンの社長、奥氏が、私が鎌倉高校 出身と知って、ご紹介いただいたことから始まり ました。一緒に携わった設計の矢島、工事の畠山 も地元が湘南だったことで、オーナー様とともに 家をつくりあげるメンバー全員が、この土地をよ く理解したうえで、まるで自分の家を建てるかの ように意見を出し合って話を進めていきました。 「リビングから見える景色は、全て海と空にし たい」、「電車の電線が見えてしまうので、リビン グ前のデッキを張り出すことで視界から消したら どうか」など、話し合いを重ね、全員が同じ思い で完成させた渾身の1棟です。江ノ電に乗って鎌 倉高校前を通った時、国道 134 号線を通った時 には、ぜひ山側の家にも注目して下さい。