リニューアルしたショールームにL型キッチンが仲間入り

オーダーメイド家具を手がける寒川町の『フリーハンドイマイ』。工房の2階にあるショールームを一部リニューアルしたとのお知らせがあり、見学に行ってきました。今回のリニューアルで新たに追加されたのは、ステンレス天板のＬ型キッチン。これで既に設置されていたＩ型キッチン、そしてイマイさんが実際に使っているご自宅兼ショールームのキッチンと3つを見比べられるようになりました。3つのキッチンはすべて使用している木や天板、かたちなど組み合わせが違います。

「Ｉ型キッチンはオリーブグリーンという天然石の天板とホワイトオークを組み合わせています。Ｌ型はお客様の声にお応えしてステンレスの天板に。ブラックチェリー柾目の突板を合わせていて、時を経て変化していく様子もお見せする予定です」とイマイさん。
ブラックチェリーの柾目は時間が経つと深みが増し、より重厚感が出てとても美しくなるのだとか。それぞれのキッチンの使い勝手や特徴とともに、木材の表情も見比べてほしいとイマイさんは話します。

「あくまでショールームなので、キッチンのいろんなかたちを見せたいなと思いまして。今までショールームで見せることのできなかった引き戸や、リビング側から使う引き出しもそうした工夫のひとつです」。イマイさんの工夫は油断すると見落としてしまいそうな細部にも。取っ手部分が木材だったり、真鍮だったりとあちこちに違いが見られます。実験的な試みではあるけれど、とてもきれいにまとまったとイマイさんも満足気。ひとくちにキッチンと言っても、使い方やデザイン、機能性など求めるものは人それぞれ。気になる人はぜひ相談・見学に行ってみてくださいね。