カスタムハーレーでプチツーリング
NO Motorcycles

カスタムハーレーでめぐる、小田原市内のプチツーリング

すっきりと晴れて心地いい風が吹くある日、小田原市内には2台のバイクの姿が。1台は市内のバイクカスタムショップ『NO Motorcycle』のオーナーである沼田さん、もう1台は同店の常連である今井さんのもの。小田原の名所をまわろうと企画したツーリングはごく短いコースだが、久々に2人で走れることに嬉しそうだ。
スタートは市のシンボルである小田原城。難攻不落の城として全国に知られ、歴史マニアのみならず観光で訪れる人も多いスポットだ。この城に沿って続くお堀端通りを、まずはひとめぐり。通りに並ぶのは、小田原らしい海鮮料理のお店やかまぼこ専門店……だけでなく、おしゃれなカフェや雑貨店、スーパーまでさまざま。この場所が現在も変わらず、街の暮らしを支えている様子が見てとれる。そして2人は昨年12月オープンの新名所「ミナカ小田原」へ。江戸の街並みを模した「小田原新城下町」は雰囲気抜群。小田原はもちろん西湘地域を代表する名店揃いのため、あちこちめぐるのもまた楽しい。日本一新しい城下町を堪能した後は一路、ゴールの早川漁港を目指す。潮の香りが濃くなってきたら、港はもうすぐそこ。バイクを降り、海を背にひと休みする2人の姿がまた絵になる。
「今日は街乗り向きのコンパクトなバイクをチョイスしました」と沼田さん。どこかレトロで渋い雰囲気漂う車体は、ハーレーの「2013年式スポーツスターXL1200V」をベースにカスタムしたもの。過去に本誌にも登場したことのある、おなじみのバイクだ。対する今井さんのバイクは、黒を基調にしたバガースタイル。
「これはハーレーの『2016年式FLHXS』をベースにしています。フロントホイールを大きくし、後ろのリアフェンダーとサドルバッグは純正品より長いものに。重心を下げてよりスタイリッシュな印象に仕上げました」。
普段は常連客主催のツーリングに参加することが多いという沼田さん。「NO主催のツーリングもやってもらわないと」と、今井さんからの愛あるクレームに笑みをこぼしていた。

Photo Galley

SHOP INFORMATION

NO Motorcycles
小田原市中新田282
Tel:0465-25-3812

http://www.no-motorcycles.com/
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