コーヒー豆の麻袋をユニークなバッグに!世界を笑顔にするアップサイクル

コーヒー豆を詰め込み、世界中あちこちへ運ばれていく麻袋。役目を終えると廃棄されてしまうが、その運命を変えようと立ち上がったのが『KISSACO(キッサコ)』だ。北鎌倉駅から徒歩5分程の場所にある店舗兼アトリエでは、麻袋を再利用し防水性のあるバッグにアップサイクルしている。「色も柄も個性的で面白いのに、役目を終えたからと捨てられていくのが残念で」と話すのは代表の岡本由梨さん。バッグの卸や販売に携わってきた経験を生かし、デザイナーも務めている。KISSACOのバッグは、その時手に入った麻袋を見てデザインや裁断を決めるため、ひとつとして同じものはない。ユニークな柄には「これはどこの国から来たのだろう」と想像する楽しみも。

「麻袋をそのまま再利用したバッグはたくさんありますが、特性上すぐに破けてしまうことも。SDGsやリサイクルが盛んに叫ばれていますが、簡単に壊れてしまうのなら結局ごみになってしまいます。せっかくアップサイクルするのであれば、長持ちするものを作ろうとこだわりました」と岡本さん。バッグの表面にはビニールコーティングを施し、丈夫さと防水性をアップさせている。実は難易度の高い加工とのことだが、「すべては日本の職人さんたちの力によるもの」だという。

同ブランドでは駆除された鹿の革などをを使った 「KHOHi(コイ)」というラインも展開。本来なら捨てられてしまう素材が美しくよみがえり、再び世界の誰かを笑顔にする。そんな素敵な循環が北鎌倉から始まっている。

SHOP INFORMATION

KISSACO&KHOHi
鎌倉市山ノ内375
営業時間 11:00ー16:00 営業日 SNSをCHECK!

https://www.instagram.com/kissaco_kissacolabo

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