規格外のフルーツや野菜もムダにしない!
オリジナルスイーツで地産地消のお手伝い
今年39年目を迎える『シュテルン』は、藤沢の弥勒寺商店街の一角にある洋菓子店。「湘南ゴールドや足柄茶をはじめ、極力地元産の素材を使用しています」とオーナーの渡部さん。藤沢市内の農家から直接素材を仕入れ、添加物不使用にこだわって作るスイーツは、安心・安全そのもの。
店内には多くのケーキや焼き菓子が並び、何にしようか迷ってしまうが、まずはシュテルンオリジナルブランドの「湘南菓族」シリーズを試してみて欲しい。このシリーズは地産地消を推進するもの。規格外のトマトから生まれた「野菜パイとまと」や農家の依頼で作った「湘南ゴールド」、神奈川県産の米粉を使った「カワセミくんサブレ」などがあり、藤沢観光名産品に認定されている。「お客様からの要望に応えたり、提供したい食材を見つけたりしていくうちに、どんどん商品が増えてしまって」と渡部さんはどこか嬉しそうに笑う。シュテルンの創作意欲は衰え知らず。今後も「菓族」は増えていくに違いない。