RADIO HERO Debut 20th Anniversary
Radio DJ 光邦 インタビュー

2001年にFMヨコハマのレギュラーDJとしてデビューを飾ってから現在に至るまで私たちをずっと楽しませてくれている光邦さん。デビューのきっかけは?湘南への想いは?魂のラジオDJ光邦さんにお話を聞いてみた。

一本の映画から始まったラジオDJの道
僕がラジオDJという職業を意識したのは、「波の数だけ抱きしめて」という映画がきっかけでした。湘南に小さなラジオ局が開設され、そこを任された主人公が「いつか湘南中に聞こえるラジオを」と奮闘する映画です。海を見ながらDJがおしゃれな選曲をするシーンがあるんですが、その姿がすごくかっこよくて。それからはラジオ業界に近づこうと試行錯誤しました。最初はFM東京でのアルバイト。電話リクエストを受けるオペレーターでした。当時はスマホもアプリもない時代。番組中にどんどんかかってくる電話を取っていました。仕事は面白いこともたくさんあって、僕の番組の原点になるような経験も多くさせてもらえたのですが、自分の声をラジオにのせて届けたいという想いもどんどん膨らみました。
「とにかくシャベリの仕事を見つけよう!」と自分なりに動いたのですが、もちろんすぐにDJとしてデビュー・活躍できるはずもなく。当時の仕事といえば、ショーパブのMCやカラオケ店の客寄せくらいで、誰も聞いてくれない・立ち止まってくれないこともザラでした。けれどあきらめずに続けているうち、静岡のK-mixというFM局からお仕事をいただけたんです。やっと手に入れたプロのDJという仕事を一生懸命にこなしていくうち、山梨のFM富士からも声がかかり、念願だったFMヨコハマでもデビューすることができました。湘南だけでなく神奈川県全域に僕の声が届いている、それを今もとても嬉しく誇りに思っています。

学生の頃から湘南に通うほど、海も街も大好き
湘南には実は学生の頃から通っていました。当時はサーフィンをしに、鵠沼海岸や辻堂によく出没していましたね。車の免許を持っていなかったので電車サーファー、いわゆる電ファーでした。ボードと中古で買ったウェットを持って、都内からくたくたになりながら通っていました。湘南でサーフィンというとちょっと軟派な感じがするけれど(笑)、波も穏やかで初心者にはちょうどよかったんです今は時間や体力の問題でサーフィンには行けていませんが、海は大好きなので釣りやSUPを楽しんでいます。
湘南の街はどこも気持ちよくてとても便利だし、移住者が増えているというのも納得です。誰が住んでも住みやすくていい場所だと思います。ちなみに僕の来年の目標は「葉山・逗子あたりへの移住」なんです。知人たちが葉山方面に続々と引っ越しているので、何か縁がありそうだなあと思っていて。Fヨコのあるみなとみらいにも車に30分くらい乗れば行けますしね。あと湘南エリアに住んだらのんびりやれそうな感じがあるので、僕の番組「ちょうどいいラジオ」もいい意味で変わりそうな気もしています。番組と言えば、今年の大晦日午前3時から「ヨコチンナイツ」という番組を僕とじゅんごで生放送します!じゅんごは「Tresen Friday」で気ごころ知れた相棒。相当面白い番組になると思うので、少し遅い時間帯ですが年越しの予行演習だと思って、湘南エリアのリスナーの方にも聞いていただけたら嬉しいです!


Radio DJ 光邦
FMヨコハマ「ちょうどいいラジオ」を軸にTV番組のMC・ナレーター・TVCFほか様々な舞台公演にも出演しマルチな才能を発揮。横浜F・マリノスのスタジアムDJ、バレーボール日本代表の国際大会のマッチ・ナビゲーターなど、スポーツの現場でも持ち前の男気と熱いハートで活躍。趣味は料理・釣り・スノーボードと自然を愛する男。

Photo Galley

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